部屋を広く見せる方法を徹底解説!! ~リフォーム編~

未分類
いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

フローリング、壁紙、照明……。 選ぶ項目が多すぎてこんがらがっちゃうよ!
ぼくの買ったドッグハウス、狭小犬小屋だから、とにかく広く見せたいんだ!!

おののリフォ子
おののリフォ子

おやおや、オタスケ君。
たしかに、いきなり個別の選択をするのは、難しいよね。
ではまず、リフォームで部屋を広く見せるアイディアを、一挙にご紹介しよう!

広く見せる基本の5カ条

我々の購入した中古住宅も、いわゆる「狭小住宅」の部類に入る家です。

ですが、開放感のあるリビングに憧れていたので、なんとかして広く見せたい、
ということにとてもこだわりました。
これでもか、というくらいプロに質問したり、
本やインターネットで調べたりして、
とにかく「広く見せる方法」を追求しました

結果、実際の㎡数が想像できないほど、
広々とした「雰囲気の」リビングを手に入れることができました。

その過程で得たTIPSをなるべくすべてお伝えしたいと思います。
詳細をお話する前に、基本的な考え方をお伝えしますね。

部屋を広く見せるための基本5カ条
  • 明るい色を使う……壁や床が黒い部屋より、白いほうが広く見える
  • ノイズを減らす……ごちゃごちゃしている部屋は狭く見える
  • 目線の高い位置にモノや家具を配置しない……吊戸棚は部屋を狭く見せる
  • 縦のラインを作る……縦のラインは天井を高く見せる
  • 仕切りすぎない……透明ドアや室内窓を駆使し、空間を広く見せる

ちなみに、言うまでもないですが、「モノを減らす(とくに家具などのオオモノ)」ことが、一番部屋を広く見せるんですけどね。
そう簡単には実行できません……トホホ。

おののリフォ子
おののリフォ子

では早速、床材選びで出来る工夫からご紹介しよう!

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

いーっぱいあるから、リフォ子先生がとくにオススメの項目には(オススメ!)の印がついているよ!

床編

リフォームの仕様決めを始めると、最初の決断になることが多い床材選び。
部屋を広く見せるためには、どんなものを選んだらよいのでしょうか。

明るい色を選ぶ

床でも壁でもそうですが、とにかく暗い色を使うと狭く見えます

たとえば、フローリングなら、
バーチやメープルなどが、明るい色の代表格です。

一方、黒っぽいブラックウォルナットや、赤みの強いカリンなどは、
部屋を少し重たい印象にしてしまいます。
広く見せたい! ということにこだわらなければ、
部屋がひきしまってかっこいんですけどね。

その中間がオークやチークなどかと思います。

フローリングの色選びについて余談ですが、
「明るい色は汚れが目立つ」
「暗い色はホコリが目立つ」
と言われているそうです。

ウッディワールドの施工事例には、床の色別に、雰囲気が分かる写真がまとめられているので、参考にリンクをはっておきます。

フローリングは幅広&長尺を選ぶ

前述のとおり、部屋を広く見せるには、
徹底的にノイズを減らすことが大事です

じつは、フローリングとフローリングの継ぎ目の線ですら、ノイズのひとつになりえます。
幅が狭いフローリングを使うと、部屋を埋めるのに張る本数が増えますから、当然ノイズは増えます。

ほんの参考までに、同じ大きさの正方形の中に、
幅広と幅狭のフローリングを模して線をひいてみました。
「ノイズが増える」の意味が、なんとなく伝わりましたでしょうか。

次は、長尺フローリングを使った場合と、短尺フローリングを使った場合。
つまり、フローリングそのものが長い場合と、短い場合、ということです。

左右の絵のフローリングの幅は同じで、
左の絵は、右の絵の2倍の長さの材料を使った想定です。
もちろん、線が少なく、すっきりするのは長尺のほうです。

フローリングの張り方も重要

フローリングの「張り方」って何??
材料選べば終わりじゃないの??

我々も、そう思っていました。
正直なところ、施工が始まり、施工業者さんから指摘を受けて、
初めて「張り方がとても重要」ということに気が付きました。

たとえばヘリンボーンやパーケットは、個性的な張り方としてよく知られるところですが、
一般的なフローリングの張り方も、かなり種類があります。
詳細については、今後予定している床材選びの記事に譲るとして、
部屋を広く見せるためのフローリングの張り方について、2点ご紹介します。

整然と張ったほうが広く見える

まずは以下の図をご覧ください。

左の図は、フローリングのメジャーな張り方のひとつ、「3尺ずらし」です。
簡単に言うと、フローリングの長さの3分の1ずつずらして張る方法です。
2分の1ずつずらすなどの派生形もありますが、今回は省略します。

一方、右の図は、乱張りといって、フローリングの長さも秩序もランダムに張る方法です。
乱張りは、動きが出てカッコいいので、カジュアルな雰囲気が好きな人にはオススメです。

でも、こと「広く見せる」という目的においては、
数列に1回(図では3列に1回)横方向に線がそろう「尺ずらし」に軍配が上がります。

ノイズが少なくなるからです。

部屋の長手方向に張る

長手方向というのは、たとえば長方形の部屋だとしたら、長い辺がある方向を言います。
またまた図でお見せします。

長手方向に張った方が、線が少なくなり、広く見えますね。

ちなみに、インターネットの記事などでは、
「斜め張りにすると部屋が広く見える」という記述も何度か見かけましたが、
理由はよくわかりませんでした。
余談ですが、我々が見つけた施工事例で印象に残ったものとして、
廊下のような狭い空間で斜め張りにすると、動きが出てカッコいいなと思いました。
大工さんは大変かもしれませんけどね。

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

フローリングだけで、こんなにコツがあるのか!
……ふむふむ。

畳スペースで段差をつくらない

まだまだ床編は続きます。
根強い人気の畳スペースについてお話します。
床座りでのんびりまったりできたり、赤ちゃんもハイハイできたりするので、
部屋の一部にだけ畳を導入したい人も多いかと思います。

その際、

・フローリング+置き畳
・フローリング+畳の小上がり

などの選択肢は、段差を作ってしまうことでノイズが増えて、部屋が狭く見えてしまいます。

さらに、狭いリビングなどを、
「フローリングスペース&畳スペース」
と2つに分断してしまい、部屋の広がりをなくしてしまいます。

「広く見せる」ことを優先するのなら、
畳は埋め込んで、フローリングとレベル合わせをする(段差なく、同じ高さにする)
フローリングと畳を近い色味でそろえるのも、「広見せ」優先ならあり得る作戦です。
最近は、機能性畳がかなり充実していて、和紙畳などにいろいろなカラーバリエーションがあります。
和紙畳はい草に比べて退色しにくいのも特徴のひとつなので、フローリングと色合わせしやすいと思います。
※ただし、フローリングをブラックチェリー材のような経年変化の激しい樹種にすると、フローリングのほうの色が変化してしまうので要注意です。

……と書いたのですが、もし部屋が狭い上に収納が少なく、畳の小上がりを作って収納力アップを狙いたい、という目的ならこの限りではありません。
背の高い収納家具をいくつも置いたりするほうがかえって狭く見えてしまうので、
ご自宅の状況に合わせて選んでください。

おののリフォ子
おののリフォ子

お次は壁編だ。
色や柄が無数にあって、選ぶのが楽しいぞ!
でも、好みだけで選ぶと、部屋が狭く見えてしまうかも……?

壁編

壁紙選びは、とても楽しい反面、種類がありすぎて迷子になりがちです。
今回は「広く見せる」ことだけに特化したアイディアをご紹介します。

明るい色を選ぶ

はい、ここまでで何度もしつこくお話していますが、

「明るい色」=広く見える
「暗い色」=狭く見える

これが基本です。

といっても、一般的な住宅ではベースになる壁紙は白系なので、ここを変える人はそんなに多くないかもしれませんね。
ちなみに、リフォームを検討したみなさんならすでにご存じかもしれませんが、黄身っぽいものからグレーっぽいもの、織物風、モルタル風など、白っぽい壁紙だけでも無数に存在します。

この「白系壁紙どれを選ぶのか問題」については、以後壁紙の記事でご紹介しようと思います。

壁と巾木を同じ色にする(オススメ!)

これは、声を大にしてオススメしたい重要ポイントです。
巾木の色だけなら、同ラインナップの中で変更しても価格は上がりませんし、その割には効果が絶大です。
「巾木」というのは、壁紙の一番下につける細長い板のようなもので、壁紙を守る役割をしています。


矢印で示した白い板のような部分ですね。
この部分の色ですが、日本の住宅では、茶色っぽい色の巾木をよく見かけます。
雑ですが、写真の部屋の巾木を茶色にするとこんな感じになります。

いかがでしょうか?
明らかにノイズが増えたと思いませんか?

これは極端な例です。
なぜなら、茶色の巾木を使う場合は、フローリングも茶色で、フローリングとつながっているように見えることが多いからです。

でも、仮にフローリングと巾木の色を合わせたとしても、縦方向のラインが巾木の分だけ短くなることで、天井が低く見えてしまうことに変わりはありません。
結果、部屋は狭く見えます。

最近は、アルミ巾木など、高さが低くておしゃれな巾木も出ていますので、おいおい紹介しますね。

暗い色のアクセントクロスで奥行を出す

さて、ここまでさんざん「暗い色を使っては狭く見える」と言ってきました。
ここではあえて暗い色を使って、部屋を広く見せるテクニックを紹介します。

このような白壁の部屋があったとします。
この部屋の奥の壁紙だけ、黒いものに変えたとしましょう。

いかがでしょうか。
奥の壁が遠く感じませんか?
目の錯覚なのですが、暗い色の壁紙を使うことで、奥行き感が出ました。

周囲が明るい色の壁紙&天井であれば、
あえて1カ所だけ暗い色の壁紙を使うことで、部屋が広く感じます。

縦ストライプの視覚効果を借りる

最初に、縦のラインを作ると部屋が広く見えることをお話しました。
壁紙で縦ストライプを取り入れると、天井が高く見えます。
ただし、あまりコントラストが強すぎるものだと、かえって部屋が狭く見えてしまうそうなので、注意が必要です。

ストライプの壁紙を使った視覚効果をとても分かりやすくまとめているサイトがあったので、以下ご参考まで。

ただ、ご紹介しておいてなんですが、日本の一般住宅でかなり目立つストライプの壁紙を使うのって、ややハードルが高いですよね。
そういうときは、ウッドパネルの木目で縦のラインを作ると、自然な雰囲気で縦のラインづくりができますよ。
海外のおしゃれすぎる画像ですが、こんなイメージです。

こんなインテリア、簡単に施工できるの?
と思うかもしれませんが、ウッドパネルの施工をOKしてくれるリフォーム会社さんを探すことができれば、案外容易に取り入れることができます。
以下、ウッドパネルの施工事例を載せているフローリング屋さんがあったので、ご紹介しておきますね。

(リスクあり)廻り縁や幕板をつけない

これは正直、リスクがある方法なので、誰にでもオススメできるわけではありません。
しかし、「広く見せたい」という目的に対しては、一定の効果があるのでご紹介します。

ざっくり説明すると、廻り縁も幕板も、壁紙のつなぎ目をきれいに見せたり、壁紙が後々たわんでくるのをおさえたりする役割の建築部材です。
廻り縁は部屋の天井と壁のつなぎ目、幕板は階段にあります。

廻り縁はこれ↓

下の画像のように、白の廻り縁を使っている家も多くあります。

幕板は、戸建の階段にあるこの部材↓

これらがなくなると、以下の画像のように、視覚的にはかなりスッキリします。
最近は、こういうものを外して、すっきり見せたいという人も多くいるようです。


ただ、数年後に壁紙がたわんでしまうなどのリスクもあるようなので、よく考えてから選択した方が無難かとは思います。
我々も自身のリフォーム時に、廻り縁や幕板について、それぞれ考察している記事を参考にさせていただきました。

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

ぼくも縦の視覚効果を狙えるアクセントクロスを探すぞ!

おののリフォ子
おののリフォ子

お次は天井編だ!
視覚効果ではなく、物理的に天井を高くしてしまう方法があるぞ。

天井編

さて、これまでは選ぶ色やノイズ軽減による視覚効果を中心にお話してきましたが、天井編では、ドーンと天井を抜いてしまう方法をお伝えします。
こちらは物件の間取りや建て方によって可能かどうか決まるので、チャレンジしたいようならリフォーム会社さんとの打ち合わせ時に相談しましょう。
手元にあるなら、図面も見せると可否がより明確にわかります。

あらわし天井、折り上げ天井にする(オススメ!)

あらわし天井とは、天井の部屋側(つまり下側)にある石膏ボードと、その中に入っている断熱材などを全部外してしまって、躯体を見せてしまう天井のことです。

戸建ならこんなイメージ。
マンションだと、よくコンクリートむき出しで天井を高くしている部屋がありますね。

一方折り上げ天井とは、天井の一部だけを高くしている天井のこと。
何本か見えてしまう梁をきれいに塗装することを「見せ梁」と言ったりします。

最後の写真が「見せ梁」ですね。

物理的に天井を抜いてしまう方法なので、広くなるに決まっています。
天井の一部分がほんの10センチほど高くなっただけでも、開放感は桁違いです。
天井の壁紙を替えるのであれば、その際に検討してみるのはいかがでしょうか。
さらに、折り上げ天井のなかに間接照明を入れて、天井の高さを際立たせるとなおよいでしょう。

可能なのであれば、費用対効果が絶大な方法なので、オススメです。

吹き抜けにする

こちらは、戸建リノベの方のみに有効ですが、吹き抜けにしてしまう、という方法もあります。
あらわし天井や折り上げ天井に比べたらかなりハードルが高いですが、可能なら効果大ですね。

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

それにしても、広々としておしゃれな部屋って、カッコいい照明がついているなあ。

おののリフォ子
おののリフォ子

よく気づいたね、オタスケ君。
よく練られた照明計画は、部屋を広く見せる最大の武器。
費用対効果も高いぞ。

電気・照明編

照明計画は、我々が本当に苦しんだ部分です。
どれほど本を読み、何度メーカーのショールームに足を運んだことか……。
しかし、リフォームが終了してから、ここに労力をかけて本当によかったと心から思いました。
照明は、部屋を広く見せ、さらにカッコよく演出できる武器です!

壁や隅を明るくする(オススメ!)

かつて日本の住宅では、部屋の真ん中に大きなシーリングライトがどーんと鎮座し、それで部屋を隅々まで照らす、というのがメジャーでした。
最近はその傾向も変わりつつあり、ダウンライトや間接照明を駆使した「多灯使い」で、印象的な部屋を作る傾向が強くなっています。

ただし、この「多灯使い」がなかなか曲者です。
というのも、「とにかく正解がなく、成功したかはつけてみないとわからない」からです!!!
照明アドバイザーの記事などもたくさん読みましたが、「快適な明るさは個人差があるので、プロが考えたからと言って成功とは限らない」というもののようです。

ただし、こと「部屋を広く見せる」という目的においては、

とにかく、部屋の壁や隅を明るくする!

これだけ守っていれば、部屋を広く見せるのは難しいことではありません。
具体的には、ダウンライトや間接照明を駆使しましょう。
下の画像をご覧ください。

ダウンライトが壁に当たって、光が弧を描いているのがわかるでしょうか。
このように、壁に当たる部分にダウンライトを配置する照明を「ウォールウォッシャー」と読びます。
照明による視覚効果をさておいたとしても、ダウンライトは天井の中に埋め込む照明なので、天井がすっきりしますしね。

さらに、折り上げ天井に間接照明(コーブ照明)も設けられ、天井も高く見えています。

これらのほかに、天井と壁の境目を狙ったスポットライト照明で、境目を消して天井を高く見せるテクニックもあります。

詳しくは照明の記事に譲るとして、まずは「部屋の壁、天井、隅などを明るく」することによって、空間に広がりが出ることをお伝えしておきます。

収納の中にコンセントをつくっておく

実際に住み始めてみて、強く感じたのは、「とにかくコンセント差込口をたくさんつくっておくと、生活が楽になる!!」ということ。
遠くから配線を引っ張ってきてぐちゃぐちゃになったり、場合によっては扉をまたがないとコンセントがなかったり……。そんな状態になったら、他でノイズを減らしても、台無しになりかねません。

とくにオススメなのが、収納の中にコンセントを作ること。
スマホやタブレット、デジカメの充電器を置けたり、収納内で電気を取れたりと、あると何かと便利で、スッキリした部屋づくりに一役買ってくれます。

壁紙とスイッチやコンセント差込口の色を合わせる

これはノイズ軽減の作戦のひとつ。
壁紙の色と合わないスイッチやコンセント差込口、案外目立つものです。
最近は、パナソニックのアドバンスシリーズや、神保電器のNKシリーズなど、国内メーカーでも素敵なスイッチやコンセント製品が出ているので、壁紙に合わせて取り入れてみるといいと思います。

さらに、もしリフォーム時に電気屋さんにお世話になる工事があるのなら、徹底的にコンセント差込口を増やすのもオススメ。
コード配線がごちゃごちゃになって、ノイズが増えることを防げます。

おののリフォ子
おののリフォ子

お次はドア・窓編だ!

ドア・窓編

ドアや窓にも、TIPSは詰まっています。

ドアは「ハイドア」!(オススメ!)

まずは「ハイドア」。
その名の通り、天井までの高さがある、背の高いドアのことです。
縦のラインが強調されて、天井が高く見えます。そしてなぜか、部屋がカッコよく見えます。

ただ、ハイドアは本当にお値段が高いんです……。
我々が検討した中では、サンワカンパニーの「ノッポ」シリーズは、比較的手が届きやすい価格帯でした。

間仕切りは「ゆるく」

かつての日本住宅は、細かく仕切って部屋数を増やしているところが多かったと聞いたことがあります。
でも、限られたスペースを広く見せるなら、部屋同志を「ゆるく」仕切る技にチャレンジしてみましょう。

・透明や半透明、ミラー素材の間仕切りドアを使う
・室内窓を作る
・2部屋を1部屋にして、本棚などで「ゆるく」仕切る

透明や半透明・ミラー素材のおしゃれな間仕切りドアなら、YKKのファミットシリーズや、大建のハピアシリーズなどがあります。

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

ぼくのドッグハウス、収納も少ないんだよ~!

収納・家具編

さて、「広見せ大作戦」も大詰めになって参りました。
どうしても、部屋にものがあふれかえってしまって、結果狭く見えてしまう。
これを防ぐには、リフォーム段階で適切な収納計画を立てることがキモ!!
でも、収納家具自体が部屋を圧迫しないようにも気を付けなくては……。

そう思った我々は、徹底的に収納計画を考えました。
TIPSをお伝えします。

キッチンの吊戸棚を撤去

キッチンの吊戸棚、かなり収納力があって、何でもかんでも入れてしまいますよね。
しかし、我々は、リフォームのとき、ふと考えました。

こんな高い位置にあるもの、しょっちゅう取り出すかな?
めったに出さないものばっかりだけど、吊戸棚に入っているもの、そもそも必要だったのかな?
重たいものもつい入れちゃうけど、地震のときに危ないよな……。

そう、我々にとっては、吊戸棚ってあまり使いこなせていない収納場所だったのです。

そんな話をリフォーム会社さんとしたところ、最近はやはり、吊戸棚を撤去して、部屋を広く見せるのがトレンドなんだとか。
その代わり、キッチン背面の壁のほうに収納をつくる人が多いとのこと。
吊戸棚については、以下の考察記事が参考になります。

家具は作り付けかオーダーでピッタリ!

また、家具は作りつけてしまうのが、一番収まりがよく、部屋を有効活用できます。
キッチンのカップボードや、作り付けの本棚などがそれにあたります。

我々も、当初は作り付けの家具に憧れていました。
それも、キッチンメーカーのカップボードなどではなく、大工さんに造作していただくカッコいい家具です。
でも、本当にカッコいいのですが、やはり本当にお値段もお高いです。
ですので、我々はオーダー家具を購入して、ピッタリサイズで置くことにしました。
コストダウンになり、部屋も広く見え、とてもオススメです!

ダイニングテーブルはカウンターにしてしまう

家族構成によっては、ダイニングテーブルを買わずに、壁やキッチンカウンターに「カウンター」として作り付けてしまえば、かなり部屋はスッキリします。

家族が多いなら、L字にできる場所を探すなど、工夫が必要な方法ではありますが、部屋の真ん中に大きな家具(=ダイニングセット)が配置されないだけで、開放感は段違いです。

その他

おののリフォ子
おののリフォ子

最後になるが、これは最重要ポイントのひとつかもしれないな。
「神は細部に宿る」というからね。

とにかく施工時に「埋め込む」(オススメ!)

ライティングレール、ピクチャーレール、間仕切りドアレール、その他もろもろ。
埋め込めるものは施工時に全部壁や天井に埋め込んでしまいましょう。
ライティングレールが天井から出っ張っているのと、天井内に埋め込まれているのでは、ノイズの有無に大きな差がでます。

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

ほんとうにたくさんのTIPSがあるんだね!!
これで、狭小犬小屋も広々だ!

おののリフォ子
おののリフォ子

じつは、インテリアでできる工夫もたくさんあるぞ。
次の記事に乞うご期待!

タイトルとURLをコピーしました