リフォーム会社から見積もりをもらおう!

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いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

ぼくはかわいいワンちゃんの輸入壁紙をはりたいんだ!
よーし、施主支給OKのリフォーム会社30社に片っ端からメールするぞ!!

おののリフォ子
おののリフォ子

おっとっと、オタスケ君。
そんなことをしたら、どの会社とどんな話をしたかわかんなくなっちゃうよ。

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

そうか!
じゃあ一番近所の会社に決めた!!

おののリフォ子
おののリフォ子

これこれ、近くても相性のいい会社じゃないかもしれないぞ。

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

もう、どうすればいいんだーい!!

最初に結論:3~5社に希望をメールしよう

ここでは、見積もりをもらうリフォーム会社を選ぶ方法をお伝えします。
ご紹介しているのは、以下の3ステップです。

①連絡する会社を3~5社にしぼること
②リフォームの希望項目と予算を決めること
③メールや問い合わせフォームから連絡すること

早速見ていきましょう。

同時並行は5社が限界

どんなものでも比較検討が簡単にできる時代になりました。
新築、リフォーム、リノベーションも例外ではありません。
実際、あらゆる指南本やサイトにも、「リフォーム会社は比較して決めよう」と書かれています。
本ブログの記事「リフォーム会社を探そう!」で紹介した方法でも、
無数のリフォーム会社を知ることになると思います。

リフォーム会社選びを始めた我々は、どこが相性のいい会社かわからないので、
当初、とにかくたくさん連絡すればいいのでは、と考えました。
引っ越しの一括見積もりと同じようなイメージですね。

しかし、声を大にして言います。
リフォーム会社とのやりとりは、とんでもなく骨が折れます。


やりたいことが増えたり減ったり、打ち合わせ途中にいいアイディアが出てきたり、
予算オーバーを削るために何をあきらめるか考えたり、
そのすべてをリフォーム会社と共有しつつ進めなくてはいけません。

だから、どんなに多くても、
同時並行で見積もりを出してもらうのは5社が限界だと思います。

候補は10社、連絡は3~5社

それでは、最終的にお願いしたい会社を精査して、
一球入魂!! もしくは三球くらいで入魂!!

……としたくなるのですが、
じつは連絡したから必ず見積もりがもらえるとは限りません。
我々もアプローチを始めて知ったのですが、

リフォームの見積もり依頼、案外よく断られます

理由としては、

・予約がいっぱいで打ち合わせだけでも数カ月先
・対応エリア外(ざっくりしかエリア表記のない会社もある)

などなど。

というわけで、ある程度断られることも視野に入れて、
以下のようにすすめるとスムーズかと思います。

①だいたい10社くらいを候補としてピックアップ
②それらにざっくり優先順位をつける
③3~5社(自分が管理できるくらい)に連絡する
→見積もりOKなら打ち合わせ予約 断られたら候補から次の1社に連絡

候補選定はバランスよく

実際に会ってみるまで、
どんなリフォーム会社との相性がいいかは、よくわからないものです。

大手のリフォーム会社か?
ベンチャーのリフォーム会社か?
地元工務店か?

それぞれ一長一短あるので、「ゆずれないポイント」と照らし合わせつつ、
バランスよくピックアップするとよいでしょう。

ただ、
「絶対名の知れた大手じゃないと嫌!」
「施主支給OKで、小回りの利くベンチャーが絶対にいい!」
というこだわりがある場合は、この限りではありません。

提案してほしい? 自分で決めたい?

候補選定のとき、
どのくらいプランナーに提案してほしいかも考えておくといいかもしれません。

我々がお話した会社でも、
提案力が高い会社から小回りが利く会社まで、特徴はいろいろでした。
参考までに、どんな会社があったかお話しますね。

<提案力◎> 選択肢を提示してもらい、その中から決める
「プランナー」がいる場合が多く、おしゃれな雰囲気のブランディングをしている企業が多い
・独自に我々の家の図面までひいて、立派な提案書を作ってくれる会社
・おしゃれなガーデニングなどもトータルで提案してくれる会社

<小回り◎> 様々な選択肢から自分で探す
自社施工の会社が多く、技術力を売りにしている企業が多い

・壁紙からフローリングまで、好きな材料を使わせてくれる会社
・施工時、我々の細かい要望に、ミリ単位で答えてくれる会社

なんとなーく、どういう特徴の会社かはその会社のホームページから伝わってくると思います。
ただ、最終的には会ってみないとわからない部分ですので、打ち合わせで見極めてくださいね。

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

ぼく、ホントは小回りの利く会社にお願いしたいんだけど、
今の段階では「どんな選択肢があるか」すらわからないよ~。
小回りはあきらめて、プランナーさんにお任せするしかないの?

おののリフォ子
おののリフォ子

そのための「リフォームバイブル」じゃないか。
壁紙の探しかた、フローリングの探しかた、照明の決めかたなどなど、痒い所に手が届く情報をどんどん伝授していくから、安心してついてきてくれたまえ。

余談:リフォーム需要が増えている!

リフォーム会社の話によると、
リモートワークの人が増えたことによって、リフォーム会社&工務店は大忙しだそう。
ワーキングスペースがほしくて新しく家を買う人、
もともと所有していた自宅にワーキングスペースを作る人などで予約が殺到しているんだとか。

また、リモートワークでずーっと自宅にいると、
「あー、壁紙汚れてるなー」とか「キッチンが古くて料理の効率悪いなー」とか、
今まで気にならなかった部分に嫌でも目がいくようになりますよね。
そういう人もリフォームを検討するので、リフォーム需要はかなり高まっているみたいです。

というわけで、「この会社にお願いしたい!」と決めても、
先方のスケジュールが簡単に取れないこともあります。
リフォームは、ちょっと余裕をもって計画したほうが無難かもしれませんね。

おののリフォ子
おののリフォ子

候補は決まったかな?
さあ、それではリフォームしたい項目をざっくりイメージしよう!

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

やりたいことはいーっぱいあるよ!
よーし、ぜーんぶ細かく箇条書きして、使いたい材料も調べて……
あれ? これじゃあ何カ月経っても連絡できないよ!

おののリフォ子
おののリフォ子

マジメでえらいぞ、オタスケ君。
リストアップはとっても大事。でも、打ち合わせ中に希望は変わってくるから、最初はざっくりでいいぞ!

希望の項目や完成イメージを「ざっくり」考えよう!

我々もリフォーム屋さんと最初に打ち合わせをするまで、
リフォームで何ができて何ができないのか、まったくわかりませんでした。

まずは項目のリスト化

というわけで、最低限リフォームをしたい項目をリスト化しておいて、
打ち合わせでブラッシュアップする方法を取りました。
「ざっくり」がどのくらいかというと、

・リビングのフローリングを張り替えたい
・壁紙は全室張り替えたい
・キッチンのガスコンロを替えたい
・おしゃれな洗面台を導入したい
・収納を増やしたい

という程度でOKだと思います。
リスト化するうちに、いろいろなアイディアが生まれてきます。

好みのテイストのイメージは?

ちょっと照れちゃうのですが、
純ジャパの我々、打ち合わせが進むにつれて、
「海外のリゾートホテルのような内装にしたい」という自分たちの憧れに気づきました。
実際、そのイメージに近づけていくことで、全体に統一感が出てきたのです。

正直なところ、最初は「中古リフォームだとブルックリン風、もしくは北欧風みたいにするものかな??」という謎のイメージを持っていました。
天井むき出しの男前なインテリアが素敵? とか、
青い壁紙をはったほうがカッコいい? とか、
完全に自分たちの心の声を無視した、先入観があったみたいです。

実際、ブルックリン風も北欧風もステキだと思うのですが、
それが自分の心の声なのか?
早めに見極めることができれば、全体のまとまりがよくなってくると思います。

また、既に持っている家具や照明のテイストと合わせるのも、
簡単に完成イメージを持つ方法かと思います。

このあたりは、最初から決められる人は多くないと思いますが、
最終的にはイメージがあると楽だよ、ということをお伝えしておきます。
完成イメージ決めについては、おいおい詳しい記事を書こうと思います。

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

ぼくは犬だから、
ボヘミ「ワン」テイスト!
なんちゃって。

おののリフォ子
おののリフォ子

……。

予算を決めておこう!

さあ、ここまでで存分に夢が広がってきたと思います。でも、現実は避けて通れません。

そう、「予算」です。

リフォーム会社に連絡すると、十中八九予算を聞かれます。
事前に考えておきましょう。

「希望」と「ギリギリ上限」を考える

みなさんのご想像通りかもしれませんが、
たいていの場合、やりたいことを詰め込むと当初の予算をオーバーします。


というわけで、「希望の予算」と「ギリギリ上限の予算」は別に考えておくとよいでしょう。
「希望の予算」:現実的なラインの予算
「ギリギリ上限の予算」:これ以上にすると生活運営に支障が出るので、絶対超えてはいけない予算

当然ですが、「希望の予算」に収めるのが基本です。
これは個人の考え方によると思いますが、一般論としては、
最初はリフォーム会社に「希望の予算」よりもすこし少なめに予算提示をするとよいと思います。
多くの場合、リフォーム会社は我々の予算を少しオーバーした見積もりを提示してくるからです。

連絡はメール→電話の順がオススメ

さて、ここまでで、連絡したいリフォーム会社とリノベーションの希望項目について、
リストアップが終わったと思います。

早速以下の項目についてリフォーム会社にメールして、連絡を待ちましょう。
リフォーム会社の問い合わせフォームがある場合は、それに従ってもよいでしょう。
というのも、最初から電話で話すと、お互いに何を話したか忘れがちになります。
さらに、メールを見て「対応地域や時期、予算が合わない」とリフォーム会社が判断した場合、断ってくれます。
無駄な打ち合わせによる双方の時間や体力の消耗が防げます。

こちらの個人情報を細かく知らせたくない場合は、とりあえず一回連絡だけしてみる、
ということもできるとは思いますが、いずれこれらの項目は質問されます。

急いでいる人や、細かいニュアンスを伝えたい人は、さらに電話もしておくと安心です。

◎は必須項目 △は伝えられたら伝える項目

<個人情報について>
◎自分の名前
◎連絡先(メールアドレス、電話番号など)

<物件について(わかる範囲で)>
◎リフォームしたい物件の住所
(場所を知られたくない場合は、「○○市」くらいざっくりでもOK)
◎リフォームしたい物件はマンション? 戸建?
◎住みながらのリフォームか?
~~分かるなら以下も~~
△何㎡? 間取りは?
△築年数は?
△図面があれば添付

<希望について>
◎(可能な範囲で)リフォームしたい項目(フローリング張替え、壁紙張替えなど)
△(伝えたいようなら)テイストのイメージ

<納期について>
◎入居の期限日、もしくは希望日

<予算について>
◎「希望の予算」より少し少なめに

いぬがみのオタスケ
いぬがみのオタスケ

メール送信!
これで最初の関門はこえたぞ!

おののリフォ子
おののリフォ子

オタスケ君、ごくろうさま。
次は、打ち合わせを進めながら、どの会社と契約するか見極めよう!

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